久しぶりに。 [ワイルドグッピー]

すごく久しぶりに写真をあげます。
すっかり忘れさられたベトナムワイルド。笑
一応は維持しています。
ちゃんと管理ができていないせいか、近親交配のせいか、
全体的に弱体化している感じがします。
新しい血を入れずに維持するには、どうしたらいいのでしょうか?
外国産のモザイクグッピーなんか見てると、
昔からあの色彩で変わらないけど、激しい選別をしているのでしょうか?
現地の養殖場で新しい血を入れてとかって事をしてるとは思えないけど、
実際のところは、どうなのでしょうか。

写真は現在のベトナムワイルドです。
イメージしていた表現が現れるようになりました。
やはり好きです、この孔雀の羽のような色彩。
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青水飼育は難しい。 [ワイルドグッピー]

夏の間、グッピーたちを採集した場所と近い条件にしようと思い、外で濃い青水を作って飼育していました。青水で体色がひときわキラキラしてくれればと思っていたのですが、この青水て結構くせ者なんですね!?一旦、室内に慣れた子たちは青水になると調子が悪くなりバタバタと落ちました。。
そんなこともあって10月に入り室内に戻すときは青水ごと水槽に移動しました。換水でだんだんと更水にしていったのですが、上記と同じで [ 青水→更水 ] 落ちる子が出てきます。どうしたら上手いこと飼育できるんですかね?
皆さんはどうされてるんですか?何かコツみたいなのがあれば是非教えてほしいです!
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くせ者の青水でしたが、おかげで体色は上がりました。特に赤の濃さはすごいです!
青水パワーあっぱれです!!
写真はすべてストロボなしで撮りました。水槽内でもこう見えます。
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ちょっとおもしろい(?)タイプ
もともとこいつらメラニンが濃い集団なんですが、そのなかでも特に濃いのがいます。
生育していた場所柄からしてエンンドラーズは入っていないと思います。
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ベトナムワイルド、元気です。 [ワイルドグッピー]

時間が経つのは早いもんですね。
グッピーを持ち帰ってから一年が経ちました。

冬はフーターなし夏は外で高温にさらされる。そんな環境でも元気に育つ子は育ってくれるんですね。もちろん落ちる子もいますが、それでいいのかもしれない?結果、淘汰で強い子が残ってくれれば、、、。残酷でも生き物を飼うこと事態そういうことなのかもしれないと思っています。それにあまり増えすぎても困っちゃいます(笑)

いつまで続けられるか分からないが、これからもラインブリードにこだわり気に入った子を繁殖していこうと思います。やっぱり背鰭に色がのる子は見応えがありますね。選別でちらほら色付き背鰭が増えた気がします。

さて、下の写真は同一個体も含め数パターンいます。
何パターンいるか分かりますか?(笑)
「みな同じじゃん、なんて言わないでください!」飼い主には違って見えるのです(笑)
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興奮するとメラミンが強くなるようです?8.jpg
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この発色が一番好きです。キラキラと水槽内で泳ぐ姿は何とも言えず癒されます。4.jpg
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スリースポットグラミー 本来の姿 [原種グラミー]

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ベトナムもどんどん開発が進みこうした水辺はこの辺りじゃ珍しい景色になってしまった。
昔はこのような景色を簡単に見ることができたしそれが好きだったけれど、今やほとんどが埋め立てられ魚一匹とるのにも苦労する程だ。
人々の生活は便利になったがコンクリートだらけで草木や土の匂いが感じられないもの寂しいものである。
そんな数年後にはきっと埋め立てられて、なくなってしまうであろう場所で逞しく生きる魚を紹介させてください。



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【スリースポットグラミー】
学名Trichogaster trichopterus
東南アジアに広分布
左にいるのはクローキンググラミー

スリースポットは昔から大好きな魚の一種なので持ち帰ってきました。
日本にいながら原種を探してみたものの、どこのショップもいるのは改良種のみ。
古くから親しまれている魚でもあるし知らないアクアリストはいないだろう。だが、スリースポットグラミー本来の体色を知らない人は結構いるのではないだろうか?



グラミー1のコピー.jpgグラミー1のコピー2.jpg
↑この二枚の写真はオス個体ですが採集後しばらく白いバケツでストックしていたため色飛びしています。

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↓こちらwebから引用画像
自然下では黒いゼブラ模様と尻びれのオレンジ色がいいコントラスを出していて非常にカッコいいです。
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一般的に流通しているのは、おそらくトリコプテルス( trichopterus)種の亜種とされる(スマトラ島南西部に分布)ブルーの発色が強い個体群から作られた改良種と考えています。(これと言った裏付けはありませんが、笑)

子供の頃、川遊びでよく捕れる魚の代表格だったせいか
【ブルーグラミー】=【スリースポットグラミー】として売られたりしていることに、すごく違和感を覚えるのです。
例えば、尾の大きなモザイクグッピーをワイルドグッピーと称して売っているのと同じくらいに!!(笑)
個人的には上記の二つを分けて考えたい。

現在では色々な熱帯魚の原種が輸入されているこの日本で、こういった古くから知られるマイナー種の原種が見られないのは、ただ単に改良種に比べ原種が地味だからだけが原因ではない気がします。
もっと色んな方に、こういった地味な原種の地味な魅力を見てもらいたいのと、いつの日か日本にいながらwild Trichogaster trichopterus が買える日を夢見てマイペースにブログを続けていきたいと思います(笑)
僕が知らないだけで、実はショップにいるのを見たことある方とかいましたら是非教えてください。



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家にいるメス三匹の中でもっとも小さい個体(7センチ弱)
オスに比べ背びれの先が丸く小さいことと頭から背中にかけてのラインがなだらかなのが特徴です。


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これがオス。まだ若いのでこれから色も上がり、ひれも伸びてくると思います。




こうして見ると流通しているスリースポットグラミーとは明らかに発色に違いがあります。
熱帯魚と言えばどうしても鮮やかな南米の魚を想像しがちですが、こうしたアジアの素朴で野性味溢れる魚の魅力も再確認してほしい。





2012新たな目標 [ワイルドグッピー]

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ベトナムwild F1

去年はベトナムで何種類かの魚を採取してきたが、そのなかでもグッピーは大変だった・・・
現地の友人を通じてグッピー養殖場で酸素ガスを入れてもらい飛行機に乗ること6時間、無事に日本到着。心配していた魚の状態も凄く良くて一安心。
その後、自宅で水合わせをするわけだが、今思えば本当に軽率だったと反省。
予想よりも状態が良かったことで安心が油断へとかわった。
翌日、水槽を見るとみんな尾をたたんで、くねくね泳ぎ。そう、水合わせに失敗。なんとも初歩的なミス・・・
その瞬間「全滅」の二文字が頭をよぎり大慌て!!とにかくそれだけは避けなければならない。
家中のプラケやバケツを全部引っ張りだしグッピーをできるだけ個別にして入れた。
こうしておけば、たとえ落ちてもそこから伝染して広がることを避けられると思ったからだ。
それぞれにエアーをし塩や薬も使い祈る思いで様子を見守る。
一度崩れだしたら止まらないのがグッピー。バタバタと落ちていく(涙)
日に日に動かなくなったのが山積みになっていく。これは二度と見たくない光景だ。
結果ほぼ全滅したがそれでも、個別にしていた甲斐があったのか数匹が復活してくれた。
そこから得られたF1たち。親には大変な思いをさせてしまった分、このコらは大事に飼育しなければ。
みんな同じ位置にスポットが出るけど少しの違いで雰囲気が結構変わるように思う。
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メラニン!?顔、怖いんですけど w
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なぜか上のレッド系とこのグリーン系が半々ぐらいの割合で現れる。
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と、こんな感じでグッピーは順調。数も大分増えて落ち着いているので、新たな目標は同じく去年の採取魚スリースポットグラミーの繁殖。
飼育も繁殖も容易とされる魚だが、そこはワイルド。ショップにいるブリード物のようにはいかない。
飼育し始めて5ヶ月弱たつが、未だに落ち着かない。餌にも水にもうるさい。
ブルーグラミーでおなじみの魚だが地域変異もありベトナムのはオレンジ系が強い。
婚姻色の出たオスは更に色を増し改良種にはない素晴らしい発色を見せる。
写真はまだまだ本気じゃないオス個体。このコらの本気になった姿を早く見たい。
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記憶の記録と謎の固定率 [ワイルドグッピー]

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データ的に、できるだけ奇麗な写真を残そうと思っても、なかなか撮れない。
角度を決め、狙いを定めるがそれでも、撮れない時は撮れない。
そんな時は、決めず定めず、で撮れたりする。
思い通りにならないグッピー飼育と同じ。


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このコと下のコはベトナムで採集した思い出深いwild
もともとの生息圏が隔離された場所だったせいか、採れたコは皆同じバリエーションをしていた。
赤の入り方に少しばらつきはあるものの、前、中、後、と決まって三つのスポットが入る。
全体がグリーン系に染まるコもいるが、それだってスポットの数や柄はほぼ同じ。
人の手が入っていないはずなのにこの固定率には正直おどろいた。
なぜ、このバリエーションに落ち着いたのか、凄く不思議で興味深い。
例えば一つの水槽で自然繁殖しても、元が固定されていなければ、色んなバリエーションになると思うが、、、どうなんだろ?
この謎の固定率は多くの♀がこの色彩や柄を気に入った結果なのか、それともたまたまこの♂が他よりも健康で強かったから子孫を多く残せた結果なのか、謎である。
グッピーの場合♀が♂を受け入れる条件みたいなものてあるのかな?
だとしたら何だろ?

これだけの固定率ならば、きっと金太郎飴のように子がとれると期待していたが、思い通りにはいかないもの。


F1も立派になってきた。しかし、なかなか親程の色彩には至らない。
やはりスポットの位置は同じだが楕円状に伸びていたり、赤の量が少なかったり又は薄かったりしている。レモンイエローの発色も同様。
グッピー飼育は思い通りにならないから、楽しいのかもしれない。
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胸元に色気ボクロが入る美人さん^^


はい、ポーズ! [ワイルドグッピー]

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2系統中、1系統のワイルドグッピー・・・

を全部まとめてオークションに出してしまった。

色彩豊かで気に入ってはいたが、水槽をこれ以上増やすこともできない。今は、メインのワイルドグッピー以外に3種類魚がいるので、そいつらの繁殖スペースも確保しなくては・・。
特にジャワメダカはグッピー並みの繁殖力。天晴!!
悩んだ末にワイルド1系統を全出品。お金を出してまで欲しいと思う人ならきっと大事に飼育してくれると考えたから。ほしいのはマニアの人くらいだろ(笑)
まぁ、この系統はろくに稚魚も取らなかったし、これで良かったと思う。
いつの日か、このこらの子孫や血を引く子が里帰りしてくれて、さらにワイルドグッピーの輪が広がれば大成功。^^






この魚、何の魚??

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この魚、いったいなんて言う名前なのかまったく謎です。
ベトナムで採集した魚の中で、調べても唯一名前が分からない謎の魚。
体長は小さいもので1㎝弱、大きいものは2㎝あるかないか。パッと見はメダカだがメダカとは違う点も・・・。


ジャワメダカを狙っていたら偶然尾の付け根が赤い色をした魚が網に入り、その見ためから始めはメダカの一種だと思っていました。たぶんメコンメダカだろと・・・
が、しかし直ぐに現地で調べたところ、明らかにメコンメダカではないと判明。(体つきや発色の違い)
じゃあ、何だ?と分からないまま他の魚を採集し続けた。
きっと何かの稚魚だろ、なんて思っていたら次の日に捕れた個体が↓の画像です。

目をほそめて見てください。お腹の部分に何か見えませんか?
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卵です!!
これ卵に見えませんか?写真がお粗末ですが実際はもっとはっきり確認できました。
という事は、もしかして卵生メダカか?だとしてもこんなタイプ見たことが無い。
もし、これで成魚ならかなり小型な種に入るはずです。

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上から見た画像。右となりのちっこいのはグッピーの稚魚です。

メダカと違う2つの特徴。
まず1点目、下顎あたりが何かおかしい。↓
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これは病気では無く空腹でお腹がへこむと大体の個体は、このように下顎が出っ張った感じになります。もしかしたら雄雌の違いかもしれません。ちなみに口は結構大きく開きます。

2点目、背びれが2枚。
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これは日本に持ち帰ってから気づきました。それまで背びれの位置からメダカの一種だとばかり思っていましたが、知っている限り通常メダカには無い2枚目の背びれのような物があり、メダカ説が薄れてしまいました。
尾の形や鰭の枚数から今は、レインボーフィッシュの仲間ではないかと思っています。
けど、レインッボーはどれも結構派手だし・・・こんなシンプルなレインボーフィッシュなんているのか?

この魚は、いったい何者なのか?
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メダカ?レインボー?それともまったく別の魚類に属しているのか?
はたまた未確認の新種なのか?
ただ単に輸入経路に入っていないだけなのか?世界のメダカガイドにも載っていませんでした。

細長い体に大きな頭と目を持つ。ミャンマー原産のドラキュラフィッシュに似てもいるが背びれなどが違う。

この魚の正体を知っている人、このブログ読んだら是非おしえてくださーーーーーい。
お願いします。

ベトナムの魚たちpart2 [ワイルドグッピー]

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ベトナムで採集した最も奇麗なワイルドグッピー。
また、グッピーを飼い始めたくなるのと同時にこのブログを始める切っ掛けにもなったワイルドグッピーたちです。


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日本でもワイルドが捕れたりしますが、これほど発色の強い物はまだ見たことがありません。
ワイルドグッピーは見る角度によって大分差があり、写真では奇麗なんだけど実物はかなり地味だったりして、がっかりした経験は数えきれないほどしてきました(笑)
けど、このこたちは本当に奇麗です。この色彩幅の広さ・・・いったい何色もってるんだ。
自前のデジカメではこんな写真しか撮れませんが実物はかなり原色です。目にしみるほど各色がべったりと濃い。さすがアジアといった感じです^^

この色彩は何に似てるんだろ?メヒコ?アンモライト?


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ん〜ピントのあった奇麗な写真が撮りたいな〜(汗)





ベトナムの魚たちpart1 [ワイルドグッピー]

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ベトナムで採集して来たワイルドグッピー。
今回は3カ所で採集してきたが、その中で2番目に強い発色を見せる場所で捕れた個体群です。
場所は水辺に育つ空芯菜畑。結構な数が泳いでいました^^


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捕りたてのワイルドグッピー。発色の強い個体を選んでいるところ^^


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太陽の下で見ると、本当に奇麗だなぁ。
水槽の中ではこの輝きは薄れてしまう・・・何故なんだ?ライトがいけないのかな(?_?)


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一番大きかった個体。25ミリ超え。


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このポイントではトップソード系が目立ちました。


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メスまで・・・^^;


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